「プライドのため命利用」と非難=秋葉原殺傷公判で被害者−東京地裁(時事通信)

 東京・秋葉原で2008年6月、17人を無差別に殺傷したとして、殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(27)の第5回公判が11日、東京地裁(村山浩昭裁判長)であり、被害者の30代女性が出廷、「被告は誰でも構わなかったかもしれないが、被害者には一方的な暴力。プライドを守るために命を利用したことを分かってほしい」と訴えた。
 女性はナイフで腹部を刺され、腎臓を摘出する重傷を負った。「感情に夢中になって自分と向き合っていない。言葉を聞いてほしいとか受け入れてほしいとか、自分のことばかり」と加藤被告を非難。一方、公判を毎回傍聴し、被告からの謝罪文に返事を出したことも明らかにし、「被害者のことを知ってほしい」と話した。 

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